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マリー・アントワネットです。
でも、絶対題名は「MA」の方がしっくりくると思うわ。
マリーアントワネットとマルグリットアルノーのお話。
イニシャルが同じM・A
内容は決してベルばらではないです(笑)
でも最初(帝劇)のチラシを見たときは、華やかな雰囲気に
つい勝手に脳内変換していて、ウィーンミュージカルのこのおふたり
作家のミヒャエル・クンツェさんと作曲家シルヴェスター・リーヴァイさんの
作品なのに、きらびやかな舞台を想像していていたのよね。
もちろん初日が開いて、まったく違う舞台だったことに気づき、
あわてて脳内修正(爆)
愛を忘れたらどんな自由も生まれてこない!
簡単に言えば、憎しみや暴力からは何も生まれないということを訴えた
ミュージカルなのでした。
このミュージカル自体は嫌いではないですね。
でも不満どころはいっぱいあるんだけどね(爆)
マリーは一幕ではあまりにも品がないので…。演出がそうなのでしょうが、
品のないマリーにするなら、宮廷での出来事は、すべてボーマルシェが
書いた民衆向けの作品の中にするとか…。
それか、内心で思っていただろうことを、あえて見せてるのか?
最後まで、ツンとしていた(遠藤周作さんの原案の作品中より)マリーが
シャンパンをかけたり、嫉妬心から駄々っ子のように転んだりなんか、
絶対しないと思うし、あんなマリーをそれでも愛しているというフェルセンが
かわいそうに思えたわ。
ギロチンに向かうときも実際にはよろけて転んだりはしていないので、
ちょっと違和感。
もうひとりのMA。マルグリットの気持ちを表すためには必要なんだろうけど。
ランバル公爵夫人だって、あれでは国王夫妻を見捨ててでていった
みたいに見える。
ちょっと、それはないよね~。外国へ逃亡していたのに、わざわざ帰ってきた
お人に対して。
なんかそういうちょっとしたことなんだけど、こういうことって積み重なると
嫌悪感に変わるものだから。
全体としては良かったのよ。
さて、山路さん好きのわたくしは、当然山路ボーマルシェを軸に
観て参りましたので(爆)忙しいことといったら。
簡単に言えば、ご説明係と申しましょうか。人物紹介から歴史の流れまで、
歌ってしゃべって踊ってお芝居して大忙しなのでございますよ。
息つくひまなどございません!
山路さんを間近で見ることが出来たのでそれだけでも幸せ気分。
そしてオルレアン公の高嶋お兄様。
私この方好きなんです。いえ、この方のロックの好みが私と同じなので。
今回のメークで(公麿のようなメークといえばわかります?)
クリムゾン歌って欲しいなあ。
ベルサイユまで女たちが行進する場面では、自ら女装して先導。
国王一族が逃亡する所では、カリオストロが後ろで糸を引いてるような
場面にして、カリオストロの足元を馬車が一生懸命走っていくのよ。
これがなんともかわいらしい。(ミニチュアの馬車なので)
アニエス土居さん、マルグリット、皆さん本当に素敵で。
ローズ・ベルタンのピンクのプードルちゃん髪型が、なんともいえず
かわいい。あの髪型を下品にならずつけれるのは、さすが春風さん!
マルグリットの気持ちの揺れが、もう少し丁寧に描かれていれば、
もっと「愛を忘れたらどんな自由も生まれてこない!」がわかるように
なるのにね。
全ては掌中の珠の出来事で進めようとするのに無理があるのかも。
でも、カリオストロみたいな人がいないと、
クンツェさん作品ではなくなっちゃうし(苦笑)
なかなか難しいわね。
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▼趣味
舞台を観ること
歌うこと
お芝居すること
本を読むこと
占いをすること
まどろむこと
▼好きな言葉
終わりよければすべてよし(最期は笑って人生を終わりたいので)
冬来たりなば春遠からじ(辛い時はいつもこの言葉を思い出します)
願いは叶う(と信じてます)
ケ・セラセラ(なるようになるもの。人生捨てたもんじゃない!)
ポレポレ(ゆっくりとね)
▼好きな花
バラの花(やっぱり紫のバラでしょうか)
▼好きな色
紫
▼夢
ヨーロッパをゆっくりと旅行したい