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過ぎ去った時間は戻らない。けれど、記憶は永遠。 舞台や本など、残しておきたい時をきまぐれに更新中。
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せっかく見つけたのに、現在活動中止中…。

ガレッジシャンソンショー。

いつかまた、かたちにしたいという思いがあふれ出てきたときに、

私はこのふたりぼっちの創作活動者に会えるだろう、きっと。

フランスの地下鉄の通路で、ストリートミュージシャンとおぼしき人たちが

唄っていたのを聴いた。

あの人たちより、ガレシャンのふたりの方が、ずっとパリの匂いがするのは

なぜなんだろう。

おもっくるしい、どんよりとしたパリの空。

古い石畳の道と、何百年も前に建てられた建物の匂い…。

けだるいパリの街、そう、下町のパリ。

モノクロの街の広場に、原色のサーカステントが張られているような、

ちょっと居心地が悪くて、でもずっとそこに居たい様な。

不思議な空間がかれらの中にある。

ひねくれた言葉の裏に真実があり、道化師の仮面の下にはしたたかさが

見え隠れする。

アコーディオンの音色はパリの街に本当に似合う。

佐藤芳明氏のアコーディオンは、もの悲しくもあったかい。

明るくはないけど、突き放すのではなく、そこにいる。

寄り添うのではなく、そこにいるのだ、当然な顔をして。

そして山田晃士氏の唄。

シュールで大胆な彼の巧みな話唄。

日常の言葉が紡ぎだすその唄は、真実を映し出す。

ふたりぼっちの世界は、狭いけれど、このふたりのフィルターは

凡人の私には見えないほどに、遠くを見つめているのね。

しばらくこの世界から抜け出せそうにない私…。

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関谷綴
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お芝居すること


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占いをすること


まどろむこと



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終わりよければすべてよし(最期は笑って人生を終わりたいので)


冬来たりなば春遠からじ(辛い時はいつもこの言葉を思い出します)


願いは叶う(と信じてます)


ケ・セラセラ(なるようになるもの。人生捨てたもんじゃない!)


ポレポレ(ゆっくりとね)



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