過ぎ去った時間は戻らない。けれど、記憶は永遠。
舞台や本など、残しておきたい時をきまぐれに更新中。
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大阪初日を観劇。
余裕があれば通いたかった…。
ところで、フランケンシュタインって怪物の名前じゃないのね。
この作品に出会うまで、怪物=フランケン(シュタイン)だと思ってました(^^;
漫画の怪物くんや映画のフランケンシュタインのイメージ写真って、顔を縫い合わせた大男じゃない?
そのイメージが強すぎて、小説も読んだことなかったのよね。
今度、暇ができたら読まなくては。
で、小西さん演じるアンリと怪物ですが…。
アンリは本当にずっと一人っきりで、誰にも分ってもらえなくてもいい、それで命を落としたとしても構わないと考えていた人。
死体を使った縫合だったか(うまく聞き取れなかった)の論文を世に出した人。
けれどその考えは間違っていたと思っていて、戦場で敵味方関係なく怪我の縫合手術を行い命を助けていた人。
そんな彼が初めて「親友」と呼んだのが、ビクター・フランケンシュタイン。
ビクターの生命創造(幼い時母親を亡くし、母親を生き返えらせることを考える)の研究に力を貸す人。
そしてビクターの為に身代わりとなって命を落とした(処刑された)人。
ビクターには彼のことを理解しようとする姉のエレンや幼馴染でビクターの事を好きなジュリア、執事のルンゲなど彼に何か起こったら庇おうとする心優しい人たちがいて、町の人達から忌み嫌われていようとも憂うことなく悪態をついて自我を通そうとする(研究の事しか考えていない)
だからこそ、不慮の事故とはいえ人を殺めた罪をアンリがかぶろうとした時、アンリを助けるよりも彼の首の方を選んでしまった。
そして、アンリの顔を持った「怪物」が生まれてしまう。
アンリの記憶を持っていない「怪物」と対峙したビクターは、「怪物」を受け入れることができずに殺そうとする。
怪物はビクターから逃れ、ビクターは悔い改めてジュリアと結婚し、ジュリアの父や町の人達とも和解する。
…ビクターは世間離れした科学者だったけれど、やはりおぼっちゃまだったわけですね。
落ち着くところに落ち着いて幸せを手に入れます。
怪物はアンリの記憶は持っていないけれど、アンリの心の欠片は怪物の中にあったのだと思う。
罪のない人を殺すことができなかったり、クマに襲われた人を助けたり。
けれど人からは蔑まれ、クマ、オイシイ…。と何とか生きながらえていた怪物が、徐々に言葉を覚えて自分の創造主であるビクターに復讐をしていきます。
大切な人を亡くす辛さ。
そして「孤独」の苦しみ。
アンリがビクターの事を唯一無二の親友と思っていた気持ちにビクターは最後の最後で気づくのだけれど、時すでに遅し…。
怪物は亡くなり、ビクターは怪我をした状態で北極にひとり残されるのです。
「怪物」が生まれた時、ビクターが母のように怪物を慈しむことができていたら。
こんな悲劇は起こらなかっただろうに。
生まれたばかりの怪物は、顔をゆがめて手足をバラバラに動かし呻いていました。
そもそも創造主の想像力が少しでも豊かであれば、怪物が生まれることはなかったはず…。
アンリ目線で見ていたので、ビクターに対してまったく同情も共感もできなかった。
怪物がアンリだと思えば、私には可愛く愛しいものに思えたし(笑)
こにたんは上品で包容力のある大人なアンリでした。
怪物は可愛い。私の目が腐っているのかもしれないけど。
DVDだせないならせめてCDでもいいから出して欲しいなあ。
余裕があれば通いたかった…。
ところで、フランケンシュタインって怪物の名前じゃないのね。
この作品に出会うまで、怪物=フランケン(シュタイン)だと思ってました(^^;
漫画の怪物くんや映画のフランケンシュタインのイメージ写真って、顔を縫い合わせた大男じゃない?
そのイメージが強すぎて、小説も読んだことなかったのよね。
今度、暇ができたら読まなくては。
で、小西さん演じるアンリと怪物ですが…。
アンリは本当にずっと一人っきりで、誰にも分ってもらえなくてもいい、それで命を落としたとしても構わないと考えていた人。
死体を使った縫合だったか(うまく聞き取れなかった)の論文を世に出した人。
けれどその考えは間違っていたと思っていて、戦場で敵味方関係なく怪我の縫合手術を行い命を助けていた人。
そんな彼が初めて「親友」と呼んだのが、ビクター・フランケンシュタイン。
ビクターの生命創造(幼い時母親を亡くし、母親を生き返えらせることを考える)の研究に力を貸す人。
そしてビクターの為に身代わりとなって命を落とした(処刑された)人。
ビクターには彼のことを理解しようとする姉のエレンや幼馴染でビクターの事を好きなジュリア、執事のルンゲなど彼に何か起こったら庇おうとする心優しい人たちがいて、町の人達から忌み嫌われていようとも憂うことなく悪態をついて自我を通そうとする(研究の事しか考えていない)
だからこそ、不慮の事故とはいえ人を殺めた罪をアンリがかぶろうとした時、アンリを助けるよりも彼の首の方を選んでしまった。
そして、アンリの顔を持った「怪物」が生まれてしまう。
アンリの記憶を持っていない「怪物」と対峙したビクターは、「怪物」を受け入れることができずに殺そうとする。
怪物はビクターから逃れ、ビクターは悔い改めてジュリアと結婚し、ジュリアの父や町の人達とも和解する。
…ビクターは世間離れした科学者だったけれど、やはりおぼっちゃまだったわけですね。
落ち着くところに落ち着いて幸せを手に入れます。
怪物はアンリの記憶は持っていないけれど、アンリの心の欠片は怪物の中にあったのだと思う。
罪のない人を殺すことができなかったり、クマに襲われた人を助けたり。
けれど人からは蔑まれ、クマ、オイシイ…。と何とか生きながらえていた怪物が、徐々に言葉を覚えて自分の創造主であるビクターに復讐をしていきます。
大切な人を亡くす辛さ。
そして「孤独」の苦しみ。
アンリがビクターの事を唯一無二の親友と思っていた気持ちにビクターは最後の最後で気づくのだけれど、時すでに遅し…。
怪物は亡くなり、ビクターは怪我をした状態で北極にひとり残されるのです。
「怪物」が生まれた時、ビクターが母のように怪物を慈しむことができていたら。
こんな悲劇は起こらなかっただろうに。
生まれたばかりの怪物は、顔をゆがめて手足をバラバラに動かし呻いていました。
そもそも創造主の想像力が少しでも豊かであれば、怪物が生まれることはなかったはず…。
アンリ目線で見ていたので、ビクターに対してまったく同情も共感もできなかった。
怪物がアンリだと思えば、私には可愛く愛しいものに思えたし(笑)
こにたんは上品で包容力のある大人なアンリでした。
怪物は可愛い。私の目が腐っているのかもしれないけど。
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プロフィール
HN:
関谷綴
性別:
女性
自己紹介:
ヨーロッパをゆっくりと旅行したい
▼趣味
舞台を観ること
歌うこと
お芝居すること
本を読むこと
占いをすること
まどろむこと
▼好きな言葉
終わりよければすべてよし(最期は笑って人生を終わりたいので)
冬来たりなば春遠からじ(辛い時はいつもこの言葉を思い出します)
願いは叶う(と信じてます)
ケ・セラセラ(なるようになるもの。人生捨てたもんじゃない!)
ポレポレ(ゆっくりとね)
▼好きな花
バラの花(やっぱり紫のバラでしょうか)
▼好きな色
紫
▼夢
ヨーロッパをゆっくりと旅行したい
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