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過ぎ去った時間は戻らない。けれど、記憶は永遠。 舞台や本など、残しておきたい時をきまぐれに更新中。
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ハロウィンの季節になると、思い出す漫画があります。

内田善美さんの「万聖節に黄金の雨がふる」

「かすみ草にゆれる汽車」というぶ~けコミックスに収録。(ってもう絶版かも)

りぼん52年10月大増刊で掲載された作品です。

上の写真は白黒だけど、実際は、巻頭4ページカラーでした。

とても印象に残った漫画だったんですが、どこで読んだのかもわからず、

作者の名前も題名さえもわからないまま「万聖節」という言葉を頼りに探し回り、

この作品にもう一度巡り会えたときは、本当に嬉しかったわ。

ストーリー

胸の病に侵された青年リオンが、ある街へやってくる。

そこには、母が住んでいるから。

資産家だった彼の父と使用人だった母。

17年前、父が亡くなり追われる様にして家を出た母。

その母が住んでいる街を見たかったから…。

そこに住んでいる人は幸せだろうか。

そんな彼は、天真爛漫なかわいい少女アリスと出会う。

アリスはリオンのことを妖精といい、グレートパンプキンと呼んで

リオンの周りに愛をふりまく。

わたし さらわれてあげる。

ずっと そばにいてあげる。

そんなアリスにつきまとう「妖精」パック。

彼は本物の妖精でアリスを妖精の国に連れて行くため、

彼女が大きくなるのを待っていたのだ。

そして、ハロウィン。

アリスはリオンについていくと言う。

そしてパパとママにお別れを言いに帰るアリス。

そこでリオンが見た人は、幼い時別れた母だった。

アリスは彼の妹だったのだ。

アリスを連れて行こうとするパックをリオンは必死で阻止する。

そして、パックはアリスを諦める代わりに、リオンについてくるように言う。

ただではあきらめない。

アリスという無類の珠玉をあきらめたんだから。

黄金の館へ、リオンはパックと供に向かう。

追ってきたアリスを置いて。

万聖節の朝、砕け散った黄金の館は雨となり降りしきる。

こんな感じかな。

アリスのかわいらしさ。

暗い瞳の青年リオン。

外見はかわいい巻き毛の妖精パック。

そして占い師のザザおばあさんという方もいたわ。

短編ですが、大好きな作品です。

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冬来たりなば春遠からじ(辛い時はいつもこの言葉を思い出します)


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