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1978年セブーンティーンに連載された「メリーカップル」
ヒロイン繭村百合絵はちょっと気の強い高校2年生。
母親が早くに亡くなって、父親と姉と一緒に暮らしています。
ひ弱で百合絵に憧れている幼馴染の柳君がバスの中で痴漢にあった(もちろん勘違いなんだけど)
その相手が女言葉で話す関谷綴。
誤解を解く為百合絵と会っているうちに、いつしか綴は百合絵が気になる存在に。
綴が柳君の英語の家庭教師としてやってきたり、百合絵以外の人は、綴のことを
優雅できちんとした大学生と見ているんだけど(一応大会社の息子という設定だったと)
百合絵だけは、綴の女言葉からおかまさんだと勘違い。
このあたりを真剣に悩む百合絵が非常にかわいい。
さて、この作品には前説というか、「王子さまはだぁ~れ!?」という作品があり、
ここで綴のいとこ摩生さんが出てくる(デヴィット・ボウイをモデルにされたとか)
この摩生さん、メリーカップルでも登場し重要な役を担ってます。
別荘でバンドの練習をするという綴に着いて来た百合絵。
着いたところは、小さい頃百合絵が住んでいた町で、デイジー館と呼ばれていた
お屋敷がその別荘。(この別荘は綴か摩生の家の別荘という設定。
どちらの家か忘れちゃった。たぶん摩生だったと思うわ)
そこで、綴と摩生が絡んでいるショッキングな場面を目撃。
といっても、本当は転んだだけなんだけどね。
勘違いされたと焦る綴。
彼は百合絵が真剣に綴がおかまだと勘違いしているので、
からかって、そうなったのはいとことの体験がそうさせたのだと話していたのです。
結局、これが元で二人は結ばれるんだけど、
最後に「オチ」があるのよね。
百合絵が小さい頃、いつもおままごとに付き合ってくれた男の子。
百合絵はその男の子に言います。
私お母さんいないの。だからあなたがお母さんになって。
その男の子こそ、別荘に遊びに来ていた綴、彼だったのです!
あ~、本当にほのぼのした漫画なのよね。
綴がひとりジュリエットのお芝居するとこも、好きだわぁ。
「ラブステップのぼれば」は「王子さまはだぁ~れ!?」の続編。
この一連の漫画に出てくる方たちの名前、どれも素敵です。
前出の摩生、極(彼は本当におかまさん)、紫苑、織人、貴公
このなかで、勝手にずっと使わせていただいているのが関谷綴。
どの名前も大好きで、こども産んだとき、男の子だったら織人、
男の子の双子だったら極と綴にしようと、字画調べたりしたくらい。
残念ながら、こどもたちは男の子じゃなかったので名付けれなかったけど。
この作品自体は残念なことに絶版となっているようですが、
たまに古本屋さんで見かけることも。
この頃の鈴木雅子さんの作品では、
他にプラタナス抄、フィメールの逸話、珠姫草子が好き。
漫画に出てくる綴さんみたいに、優雅な言葉を綴れたらいいなあという、
願望もあって(笑) 私の名前は彼の名前になったという理由なのでした。
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▼趣味
舞台を観ること
歌うこと
お芝居すること
本を読むこと
占いをすること
まどろむこと
▼好きな言葉
終わりよければすべてよし(最期は笑って人生を終わりたいので)
冬来たりなば春遠からじ(辛い時はいつもこの言葉を思い出します)
願いは叶う(と信じてます)
ケ・セラセラ(なるようになるもの。人生捨てたもんじゃない!)
ポレポレ(ゆっくりとね)
▼好きな花
バラの花(やっぱり紫のバラでしょうか)
▼好きな色
紫
▼夢
ヨーロッパをゆっくりと旅行したい