♥ 命＠中学生日記

50年に亘って中学生の「今」に向き合ってきた番組が
静かに終わりました。
50年前。
日本は高度成長期時代。
誰もが豊かな生活を夢見ていた時代です。
そして現在。
豊かな生活は確かにあります。
スイッチひとつで洗濯が出来ます。
火を使わずに料理を行うことができます。
個人で使える、しかも持ち運びできる電話があります。
でも、いつの時代も中学生の抱える問題は
変わってなんかいない。
「命」
多感な時期だからこそ、人とのかかわりの中で
傷つき、傷つけてしまう。
簡単に答えはでません。
神沢先生は気持ちを生徒に伝えたけれども、
最後、全ての生徒が残っていたわけじゃない。
でも、帰った生徒の心にも何かが伝わっていると
信じたい。
決してハッピーエンドではなかったと思う。
でも、いじめを受けていた二人は自力で這い上がって
前を向くことを決心した最後に、
涙が止まりませんでした。

歴史のあるこの番組に、
最後「命」を扱った最終回の先生として
出演できて、本当に良かったね。
今から13年前。
葬式花を担任の先生に贈り「悪」を演じたあなたが
死を考える少年を前にして、何も云えない現代っ子な先生を
演じたことに、深い縁を感じます。
短い間ではあったけど、3年B組神沢先生。
おつかれさまでした！




金八　見たくなったよ…

わたしを束ねないで　の授業シーンが好きです。
捨てる思い出。拾う思い出。
健次郎の机を、コツンと金八先生が叩くんだよね。
あれが、すごく切なくてね…。
あの詩がまたいいのよね。
うちの子の教科書と同じだったので、あの教科書だけは
残してます、