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アンナ・カレーニナのお話の中で、
唯一、希望のあるカップルがございます。
アンナの義理の妹キティとコンスタンティン・レイヴィンのおふたり。
といっても、もう、歯がゆいのなんのってないんですけどね~。
最初、キティはヴロンスキーに夢中になっていて、レイヴィンは
自分の王子さまじゃなかったんだと思ってしまうし。
レイヴィンは、自分はキティに似合わないと思い込んでいて、
キティにうまく気持ちを伝えることが出来ないし。
そんな、ナイーヴなレイヴィンを演じていたのが、
葛山信吾さん。
その昔、仮面ライダークーガの刑事役。
オダギリジョーくんより素敵で、大好きでしたわ。
で、初ミュージカルということで、はらはらしながら観ていたんですが。
歌、全然OK。レイヴィンとしては充分歌えてる。
踊り、こちらもクリア。
そりゃあ、まわりの方たちと比べたら、まだまだだったかもしれませんが、
朴訥なレイヴィンさまの雰囲気が逆に良く出ていたかな。
ラスト、結婚したキティとふたりの場面。
ほんわかしたこの二人の幸福の空気が、劇場に漂っていた悲しみを
やわらげてくれたのは、言うまでもありません。
先日、友人が言いました。
若いうちにたくさんの恋愛経験をつんでおいたほうがいい。
年をとって本気になったとき、対応の仕方がわからなくなる。
でもね、本気の恋はいつ現れるかわからない。
ほんの小さな隙間から忍び込んでくるもの。
どうしたらいいかなんて、わかるわけない。
思いは止められないもの。
誰でもアンナになる可能性はあるのよね。
激しければ激しい程、幸福な時間は募るだけで短く、
苦しみの時間は深く長い。
キティの幸せに救われますね。
アンカレのお話は、これにておしまい。
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舞台を観ること
歌うこと
お芝居すること
本を読むこと
占いをすること
まどろむこと
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終わりよければすべてよし(最期は笑って人生を終わりたいので)
冬来たりなば春遠からじ(辛い時はいつもこの言葉を思い出します)
願いは叶う(と信じてます)
ケ・セラセラ(なるようになるもの。人生捨てたもんじゃない!)
ポレポレ(ゆっくりとね)
▼好きな花
バラの花(やっぱり紫のバラでしょうか)
▼好きな色
紫
▼夢
ヨーロッパをゆっくりと旅行したい