忍者ブログ
過ぎ去った時間は戻らない。けれど、記憶は永遠。 舞台や本など、残しておきたい時をきまぐれに更新中。
 29 |  28 |  27 |  26 |  25 |  23 |  21 |  22 |  20 |  19 |  18 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アンナ・カレーニナのお話の中で、

唯一、希望のあるカップルがございます。

アンナの義理の妹キティとコンスタンティン・レイヴィンのおふたり。

といっても、もう、歯がゆいのなんのってないんですけどね~。

最初、キティはヴロンスキーに夢中になっていて、レイヴィンは

自分の王子さまじゃなかったんだと思ってしまうし。

レイヴィンは、自分はキティに似合わないと思い込んでいて、

キティにうまく気持ちを伝えることが出来ないし。

そんな、ナイーヴなレイヴィンを演じていたのが、

葛山信吾さん。

その昔、仮面ライダークーガの刑事役。

オダギリジョーくんより素敵で、大好きでしたわ。

で、初ミュージカルということで、はらはらしながら観ていたんですが。

歌、全然OK。レイヴィンとしては充分歌えてる。

踊り、こちらもクリア。

そりゃあ、まわりの方たちと比べたら、まだまだだったかもしれませんが、

朴訥なレイヴィンさまの雰囲気が逆に良く出ていたかな。

ラスト、結婚したキティとふたりの場面。

ほんわかしたこの二人の幸福の空気が、劇場に漂っていた悲しみを

やわらげてくれたのは、言うまでもありません。

先日、友人が言いました。

若いうちにたくさんの恋愛経験をつんでおいたほうがいい。

年をとって本気になったとき、対応の仕方がわからなくなる。

でもね、本気の恋はいつ現れるかわからない。

ほんの小さな隙間から忍び込んでくるもの。

どうしたらいいかなんて、わかるわけない。

思いは止められないもの。

誰でもアンナになる可能性はあるのよね。

激しければ激しい程、幸福な時間は募るだけで短く、

苦しみの時間は深く長い。

キティの幸せに救われますね。

アンカレのお話は、これにておしまい。

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
♥ Admin ♥ Write ♥ Res ♥
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
関谷綴
性別:
女性
自己紹介:

▼趣味


舞台を観ること


歌うこと


お芝居すること


本を読むこと


占いをすること


まどろむこと



▼好きな言葉


終わりよければすべてよし(最期は笑って人生を終わりたいので)


冬来たりなば春遠からじ(辛い時はいつもこの言葉を思い出します)


願いは叶う(と信じてます)


ケ・セラセラ(なるようになるもの。人生捨てたもんじゃない!)


ポレポレ(ゆっくりとね)



▼好きな花


バラの花(やっぱり紫のバラでしょうか)



▼好きな色




▼夢


ヨーロッパをゆっくりと旅行したい

リンク
ブログ内検索
カウンター
Copyright ©  失われし時を求めて  All Rights Reserved.
*Material by *MARIA  / Egg*Station  * Photo by Kun  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]